BOOK
2017.7.16
高石宏輔著『声をかける』(晶文社)に
帯コメントを寄せました。
&本屋Titleにてトークイベント開催。
カウンセラー・高石宏輔さんの新刊『声をかける』(7/20発売、晶文社)に帯コメントを寄せました。
読み始めてすぐに、拒否感や怒りのような感情が湧いてきた。
けれど、目をそらしてはいけない気がした。
登場人物は、誰もが身勝手で寂しい人たち。それぞれが、ちゃんと歪な存在だった。
ナンパによって自身の虚無感を埋め、同時に傷を深めていく人々。
彼らの存在に、本書に触れて初めて気がつきました。
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また、8月8日(火)荻窪の本屋Titleにて、著者の高石宏輔さんとの刊行記念トークイベントにも出演します。
対談テーマは「ひとりでいること」について。すでに予約満席だそうです。
> http://www.title-books.com/event/3161
高石さんとはこの日が初対面。どのようなお話を伺えるか、ドキドキ半分、楽しみです。
【追記】晶文社さんのサイトに、高石宏輔さんとの対談記事が掲載されました! ぜひお読みください◎
『声をかける』刊行記念トーク
高石宏輔さん×文月悠光さん
対談・文章を整える
> http://www.shobunsha.co.jp/?p=4496